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魚沼産コシヒカリ、高値回復に映る消費の世代差 ブランド力、シニアが支え

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78678360S1A221C2QM8000/

 

魚沼コシの卸間価格は12月中旬時点で21年産米が玄米1俵(60キログラム)2万2350円前後。20年産米の新米時期と比べ4200円(23%)高い。

 

産地は生産者同士で栽培方法などの情報を共有。

地域全体の品質を高め18年産で特Aに復帰した。

この努力もあって卸間価格は市場の流れとは逆に上昇傾向となり一般コシとの値差も21年産は7800円まで開いた。

ただ「価格の違いほど大きく味は変わらないものもある」。

独自のブレンド米をすし店などに販売する小池精米店(東京・渋谷)の店主、小池理雄氏は指摘する。

栽培管理や地域ごとの作柄によって食味に違いは出るが、それだけでは21年産の魚沼コシの値上がりの理由にならない。

新潟県の作柄が「やや不良」となり、コメ卸や量販店に品不足の懸念が広がったことが一因だ。

大手コメ卸幹部は「量販店の棚の定番商品なので欠かすことはできない」と話す。

ここに長い間、最高級品と認められてきた魚沼コシのブランド力の強さが見て取れる。

コメの消費を支える世代が、魚沼コシをブランド米として支えているとも言える。