https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78610100Q1A221C2TEB000
三井不が海外事業を強化する背景には25年までの長期経営方針がある。
「グローバルカンパニーへの進化」を掲げ、連結営業利益は21年3月期に比べて72%増の3500億円を目標とする。
そのうち3割を海外事業が占める姿を描く。
21年3月期は12.6%にとどまるなか、期間内の計画達成に向け海外での物件開発を積極的に進めていく。
海外投資には三菱地所も力を注ぐ。
今後は年間2000億~2500億円を投じる計画だ。吉田淳一社長は「欧米で安定した利回りを確保できる物件に投資するほか、東南アジアでも成長を取り込む」と話す。
