千葉郊外、都心回帰傾向で正念場 移住・企業誘致に独自色 市原市、ゴルフ場でテレワーク/南房総市観光協、モデルが街の魅力発信

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77622990W1A111C2L83000

 

ゴルフ場の数が市内33カ所と全国一を誇る千葉県市原市は、市観光協会や大手旅行会社などと連携し、カントリークラブでテレワーク体験ができるワーケーション企画を今冬に実施する。

 

3泊4日で場内を拠点にテレワークをしたり、レッスンプロからゴルフ指導を受けたりすることができる。

 

別の日には、寺で仕事をした後に座禅や茶道ができるプログラムも設けた。

 

市原市と市観光協会は新型コロナの感染拡大によるワーケーションへの期待の高まりから、3月に移住や企業移転の相談窓口を設置した。

併せて150万円を上限に移転企業の施設整備費などを助成する「里山オフィス立地補助金」制度も設けるなど、取り組みを強めてきた。

当初は夏までに10社に制度を活用してもらうことを目標としていたが、これまで2社にとどまっている。