前回の金時山は、前半から心臓破りの登り坂があり、正直結構大変でした。
登山は、登りの階段や傾斜地があるので足の筋力と体力も使い、ガイドには初心者コースと書いてあってもなかなか大変なんです。だからこそ、山頂に着いた時の達成感は、普段味わえないものがあります。
今回は、最大標高差が159mなので幾分、楽な気持ちで望むことができました。
北鎌倉駅から少々歩いて「建長寺」がスタートとなります。建長5年(1253)に北条時頼が建立した寺院です。休日、朝早く起きて天気も最高、清掃も行き届いており、はるばる鎌倉まで来た甲斐があります。とても、清々しい気持ちにさせてくれます。
勝上嶽(しょうじょうけん)展望台
約150段の階段を登ると鎌倉の街と海を見渡す絶景が広がります。今日は秋晴れで空気が澄んでおり、富士山も拝むことができました。
なんと野生のリスを発見。外国から持ち込まれた外来生物のタイワンリスだそうです。三浦半島には、同じく外来生物のアライグマも増えているようです。
一旦、山から降りて住宅地を経て鎌倉宮に到着。七五三のお子さんの撮影をやっている人がいて微笑ましい。
「杉本寺」
734年に行基が開いたとされる鎌倉最古の寺です。地・水・火・風・空輪を形どった五輪塔があります。
「衣張山(きぬはりやま)」
頂上に行くと鎌倉の街と海、富士山が拝める最高の眺望が広がります。なんて素晴らしいロケーションだこと。
「鎌倉石切り場跡」
衣張山山頂手前にあります。鎌倉時代から近世までに鎌倉の一産業であった鎌倉石の採掘場です。徳川家康は、江戸城築城の際に鎌倉石を用いたそうです。どうやって運んだのかなあ。
「お猿畠の大切岸」と「名越切通」
「お猿畠の大切岸」は、大規模な石切作業場の跡だそう。「名越切通」は、鎌倉と三浦半島を結ぶ要路の一つ。鎌倉は海と山に囲まれているため、都市の基盤整備の一環として「鎌倉七口」と呼ばれる切通が開削されたそうです。
「まんだら堂やぐら郡」
令和3年10月23日(土)~12月13日(月)の間の 土・日・月・祝日のみの限定公開にも関わらず、運よく見学することができました。階段を登ると不思議な光景が目に入ります。鎌倉時代以降に作られた納骨や供養のための場所、つまり集合墓地だったようです。切り取られた頭蓋骨の遺骨も発見されたそうです。心霊スポットになっているとか。
「名越切通」2
こちらは高さがあり、テレビで見た記憶も。触ってみると岩盤がとても柔らかかった。
「鎌倉レ・ザンジュ」と平塚「老郷(ラオシャン)本店」
名越切通から山を下って、逗子市の小坪から鎌倉駅までしばらくの間、徒歩。昼飯を取ってなかったので、甘いものとコーヒーで一休み。甘いものを食べた後は、実は今回の最終目的地であるラーメン屋さんです。お酢がきいた酸味とさっぱりラーメンは胃に優しく、意外に食べ応えのある麺は私好みでした。ワカメも尿酸値が気になるのでgoodです。お土産も美味しく食べられます。ラーメン屋は、ほぼ行かなくなりましたが、近くにあれば通うこと間違いなしお店です。ただし、好みは分かれると思います。鎌倉アルプスは、とても景色が良く、見どころも多いです。今回はできませんでしたが、帰りは鎌倉のグルメも楽しめると思います。天気も良く、最高でした。さて、次回はどこ行こうかなあ。
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