https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC046TK0U1A101C2000000
新サービスは「HOMETACT(ホームタクト)」。
三菱地所が専用システムなどを開発し、当初は給湯器メーカーのリンナイや非接触のエントランスシステムを手掛けるライナフ(東京・文京)、中国の新興企業など9社と連携する。
従来は各メーカーの機器を遠隔操作するにはそれぞれのアプリが必要だった。
自社サービスの機能を一定の条件のもとで外部企業に開放するAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携を使い実現した。
利用者はスマホアプリ経由でカギの解錠や、照明やカーテン、エアコンなどを操れる。
スマートスピーカーを使うと音声で操作することも可能だ。
事前に起床時や帰宅時の状況を設定すると、照明やエアコンなどが自動で設定した明るさや温度になる。
5日に入居開始を予定する三菱地所レジデンスの賃貸マンション「ザ・パークハビオ麻布十番」で導入する。
将来は不動産会社や賃貸管理会社に新システムを販売する計画もある。
住宅業務企画部の橘嘉宏主事は「サービスに参加する機器メーカーを増やし、米国や中国などIoT先進国で進むスマートホームを日本でも早期に実現する」と語る。

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