東京タワー地区の再開発、三井不動産が検討 10年後めど、シンボル生かし再生

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76934810U1A021C2MM8000/

 

東京都心では帝国ホテルや東京ドーム周辺でも再開発が始まっている。再び世界から観光客を呼び込む動きが加速している。

東京タワーを含めた周辺の土地は運営会社のTOKYO TOWER(東京・港)が保有する。

同社が有効活用案を募集し、応募した5社程度から三井不動産が事業検討パートナーに選ばれた。

今後、両社で商業施設や文化発信拠点などを中心とした複合ビルなどを建設する計画を立てる。

公園など周辺施設を含めた一体開発も検討する。東京タワーの建物そのものは取り壊さない方針。

コロナの感染状況を見極めながら、投資額など事業規模、完成時期などを詰める。早ければ30年前後にも新施設を完成させる。