始動 福岡再開発(下) オフィス市況、転換期に 大量供給、重なるコロナ禍 30年までに再浮上狙う

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76600250T11C21A0LXC000

 

大型複合オフィス「天神ビジネスセンター」(福岡市)は新型コロナウイルス禍のさなかでの船出となった。

 

今後5年で生じる需給ギャップは7万平方メートル強と推計する。

 

これから完成する再開発物件では「天神ビジネスセンターと同等の賃料水準を保つことは難しい」との声も出ており、オフィス市況は転換期を迎える。

 

不動産市況は建設や金融など多くの業種に影響を及ぼす。

 

「国際金融都市構想」などで企業誘致を実現し、再開発に伴い発生する供給増という「生みの苦しみ」を乗り越えられるか。

 

福岡市にとって大きな挑戦となる。