https://www.nikkei.com/article/DGKKZO76401390W1A001C2TB2000
建物の構造部分の84%を再利用しながら改修することで、同規模で建て替える場合に比べ二酸化炭素(CO2)排出量を72%削減する。
耐震性能も向上し、建物の価値を高められると見込む。
公開したのは東京都新宿区にある地上9階建てマンションの工事現場。築50年の物件で、設計事務所の青木茂建築工房(福岡市)が提唱する「リファイニング建築」という手法で改修している。
構造部分を再利用すれば建築廃材を減らせるため、CO2排出量を削減できる。
一方で耐震性能や断熱性能は新築物件と同水準に高められ、古い物件でも高い賃料を設定しやすくなると見込む。
工事にかかるコストは建て替えの約70%に抑えられる。

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