https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75551600Y1A900C2MM8000/
ジャック・マーなどのカリスマ経営者やスーパーアイドルの出現を共産党が制限する動きは、中国の一部の経営者や富裕層は情報として知っているだろうけど、多くの一般市民はわかっていないだろう。多くの市民が洗脳されているので、資本主義国家との分断が今以上に広がっていく懸念がある。共産党幹部も経済や技術発展と国民への洗脳のバランスを取りながら、国家運営して行くのか、それとも自分たちの地位や利益のことが大半を占めているのか見守って行くしかない。と真面目か笑(個人的感想)
【記事】
4日、中国のSNS(交流サイト)「微博」がこんな声明を出した。「非理性的なスター追従行為に断固反対し厳正に処理する」。
同日、あるアイドルの誕生日を祝うファンクラブが飛行機の外観を飾るという派手な行動で注目を集めていた。
折しも中国はファンクラブの資金集めなどに対する規制を出したばかり。
背景には熱狂的にアイドルを崇拝し、共産党の思想に沿わない集団を生むことへの懸念がある。
微博はファンクラブ中心人物のアカウント利用を60日間停止し、党の意向に迅速に対応した。
企業家への締め付けも続く。8月下旬の微博では突然アリババ集団の話題が盛り上がった。
その頃「粛清」された芸能人にアリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏と関係が近い著名人が複数含まれ「マー氏の立場も危うい」との受け止めが広がったためだ。
中国のIT大手は、格差是正をめざす習氏が掲げる政策「共同富裕」のため競うように巨額の寄付に走る。
企業家を動かす原動力が恐怖と不信になれば中国のイノベーションも止まりかねない。

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