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リモート格差なき世界に

 

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75110560V20C21A8TCR000/

メタバースが普及したら、確実に世界が変わるだろう。東京都心にオフィス構える必要性がなくなるし、アバターという分身を使うので容貌やファッションなどの見た目があまり関係なくなる。卓越した知識を持ったギークのようなオタクが輝けるというかますますそうなる。(個人意見)

(言葉の解説)

メタバースという言葉は、新しいものではない。米SF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に『スノウ・クラッシュ』という小説で書いたのが最初だった。定義は「共有されるオンラインの空間で、物理的な実体と拡張現実、仮想現実が収斂(しゅうれん)されたもの」である。つまり、実社会と仮想空間が一緒になったサイバー空間のコミュニティーだと言える。

 

自分の分身であるアバターを使って仮想空間に入り込み、様々な活動をするのがメタバースの概念だ。

仮想現実(VR)や拡張現実(AR)といったデジタル技術の進展で脚光を浴び始めている。

ここでは働き方への影響に注目したい。メタバースは新しい労働プラットフォームとの声も聞く。

フェイスブックが先週発表したVR会議サービスは、参加者が同じ机を囲むような臨場感、共同作業のしやすさが特色。画面を隔てた相手と向き合うビデオ会議のZoomとは一線を画す。

新型コロナウイルス禍が深刻になって以降、リモートワークが世界で一般化した。感染拡大の防止のほか、時間の有効活用をはじめとするメリットが認識された。

ザッカーバーグ氏は「オフィスのそばに住む人材の採用に縛られるのはやめる。5~10年で社内の半数はリモートになる」と米メディアに語った。

日本でも似た現象がある。人材サービスのビズリーチではエンジニアや営業職を中心に勤務地不問の求人が増えている。東京の会社が北海道の人を雇用するといった例が相次ぐ。