テロとの戦い、振り出し タリバンがアフガンを制圧 揺らぐ世界秩序

アメリカ主導により、アフガニスタンの民主化を図ったが失敗に終わった。

女性の就労禁止など厳格なイスラム原理主義の統治が行われていた。

 

民主化失敗の原因は、一人当たりのGDP低下により成長の果実を実感できなかったことによる。

 

中国は、アメリカなどの政策を批判し、タリバンとの良好な関係を発展させることを希望。

 

米中の足並みが揃わず、解決困難。

 

【20年に及ぶテロとの戦い】

 

2001年9月11日 米同時テロ

同年10月   国際テロ組織アルカイダとタリバン政権壊滅のため

        アフガン空爆

2003年3月 イラク戦争開始

2010年8月 オバナ大統領、イラクでの戦闘任務終結を宣言

2020年2月 トランプ政権、タリバンと和平合意

2021年4月 バイデン政権、9月11日までのアフガンからの

        米軍完全撤退を表明

2021年8月15日 タリバンが首都カブールを掌握