
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC14ABJ0U1A710C2000000
聖火台の燃料として今回初めて採用された水素。
五輪後も、選手村の跡地エリアに設けられる街のエネルギー源として活用される。
街の中に水素を貯留・供給する水素ステーションを設け、地下に約1キロメートルにわたって敷設したパイプラインを通じて、マンションや商業施設などの建物に水素を送る。
各棟には水素に対応した燃料電池を置き、そこで発電する。
分譲マンションの全住戸に家庭用燃料電池「エネファーム」を置き、室内に電力と熱を供給する。
住宅地などの一帯に水素を供給する取り組みは北九州市などで実証実験されているが、実用段階として導入されるのは日本初となる。
水素タウンづくりは関係企業が一体となって取り組む。
水素ステーションの建設や整備はENEOSホールディングス(HD)が担当。
東京ガス子会社の晴海エコエネルギー(東京・港)が水素パイプラインを整備する。
国が「脱炭素」を目指して掲げる水素社会の実現をうらなう街となる。
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