https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74401590S1A800C2MM0000/
住友不動産は戸建てのリフォーム事業で従来は廃棄していた木材を再利用する取り組みを始めた。
ケイアイスター不動産は平屋建ての注文住宅「IKI」について、4月以降の契約分から使用する木材を全て国産材に切り替えた。
建屋の価格は17坪(約56平方メートル)で599万円から。
今後3年間で500棟の受注を目指す考えだ。
三井ホームは5階建て程度の中層マンションの木造化を進める。第1号物件となる賃貸マンションを東京都稲城市で建設している。
強度や防音性などを高めてマンションを木造化できる新しい技術を開発した。
政府は4月、2030年度の温暖化ガス排出量を13年度比で46%以上減らす目標を決めた。
環境に配慮した住宅は消費者からの支持も得やすいとみられ、今後も不動産各社で木材活用が進みそうだ。

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