https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC256M70V20C21A6000000
江戸川区などの江東エリアは、大雨や台風で河川が氾濫すると街が水没する恐れがあると指摘されている地域だ。
さらに地下の地質的には埋没谷の上にあり、地震リスクも高いことが分かる。
東京下町の低地(東京低地)の地下に存在する『沖積層』と呼ばれる軟弱な地層の分布を詳細に描いている。
23区の西側に広がる武蔵野台地の一部にも、「沖積層に似た軟弱な地層が分布していることが判明。
こうしたエリアは地震リスクが高くなる傾向にある。
東京低地の地下には昔から、「沖積層」と呼ばれる軟弱な泥層を主体とする谷のような地層が分布している。
一番新しい氷河期である11万5000年前から1万1700年前までの「最終氷期」(最盛期は約2万年前)に海面が低くなったとき、形づくられた谷である。
埋没谷の底は東京湾岸の最も深い所で、地下約80メートルに達する。
地盤が固い支持層まで到達するには、地下80メートルまで杭(くい)などを打ち込まなければならないということだ。
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